こんにちは
MentaLandの心理カウンセラー
鈴木慎也です。
前回はADHDについての記事をお届けしましたが
最近では
HSP(ハイリーセンシティブパーソン)
という言葉もよく耳にします。
HSPは病気ではありませんが
ADHDと同様に本人だけでなく
周囲の理解が必要な特性です。
この記事も約5分で読み終わるコンパクトな内容ですので
ぜひご一読ください。
HSPってどんな特性?
HSPとは
「High Sensation Seeking」の略で
感受性が高く
大きな音や匂いに敏感で心が繊細です。
他人の感情にも強く反応しやすく
不快な気分になりやすい特性があります。
ただし、他人に影響されることは
悪いことばかりではなく
良い方向に物事が進むこともあります。
HSPには特徴的な4つの性質があり
それが「DOES(ダズ)」と呼ばれています。
HSPの具体的な特徴とは?
HSPの特徴には
深く処理する
「D:Depth of Processing」
過剰な刺激への反応が強い
「O:Overstimulation」
感情の反応が強く共感力が高い
「E:Emotional response and empathy」
微細な刺激を察知する
「S:Sensitivity to Subtleties」
の4つがあります。
ちなみにHSPは先天的なもの
とされていますが
病気ではありません。
少し人より心が繊細で、敏感な人
というイメージです。
チェックリスト
✅人ごみや騒音が苦手
✅家の中でも、外の音や隣人の音が気になる
✅真っ暗にしないと眠れない
✅映画やドラマなどで喧嘩のシーンが苦手
✅匂いがきつくて、お店に入れないことがある
✅『自分に』ではなくても
怒っている人を見ると気持ちが落ち込む
HSPの症状を軽減する方法は?
HSPは病気ではないため
お薬や診断書による治療はありません。
しかし
日常の過ごし方や考え方を変えることで
症状の改善が期待できます。
刺激に対しては完全に避けることは難しいですが
予防とケアの両面から対策を取ることが重要です。
耳栓や
ノイズキャンセリング機能付きのイヤホン
アイマスクやマスクなど
何かしらの刺激が発生した際に
少しでもダメージを軽減することが出来ます。
これが予防です。
そしてケアについては
SNSなどで同じ症状の人について
見てみるというのも
共感が出来て
自分だけではないと安心することが出来ます。
また、気になることがあった際
誰かに話して、共感してもらう
というのも大切です。
【終わりに】
最も効果的で確実な方法として
心理カウンセリングの利用もあります。
刺激というのは
日常に多く潜んでおり
どれだけ気を付けて、予防していても
いつどこで遭遇するか分かりません。
だからこそ
その日あったことや
ネガティブな感情を吐き出せるだけで
気持ちはとても楽になります。
MentaLandでは
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お会いできることを楽しみにしています。
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