MentaLandの心理カウンセラー
鈴木慎也です。
今回は
ストレスや孤独感に苦しむ引きこもりの現象について
ご紹介します。
「若者だけの問題ではない」
引きこもりは、若者に限らず
あらゆる年齢層で起こり得る現象です。
学生時代に
引きこもりの経験をしてしまうと
社会に出てからも
また、何かのきっかけで
家から出られなくなってしまう
という事があります。
そして一度引きこもってしまうと
数か月や数年以上と
長期間に及ぶことも珍しくありません。
では、そうなってしまう原因としては
どの様なものがあるのでしょうか。
「原因は様々」
引きこもりの原因は一つではありません。
うつ病やパニック障害などの
精神疾患が関与する場合もありますが
ストレスが最も一般的な要因なので
特に精神的な疾患ではない場合も多くあります。
「引きこもってしまうと」
まず昼夜が逆転してしまったり
外に出ない事で
太陽の光を浴びることが少なくなります。
体を動かす事も極端に少なくなります。
体を動かさないので、お腹が空きません。
そうすると気持ちは
どんどん落ち込んでいきます。
そして一度引きこもってしまうと
そこから復活する為には
メンタル的にも体力的にも
大きなパワーを使います。
学校や職場に復帰するとなると
周りの目も気になると思います。
要は一度引きこもってしまうと
どんどん悪循環に陥ってしまうという事です。
「解消するには」
数か月、数年と長期間になればなるほど
先ほど記載したような悪循環に陥っています。
引きこもりを解消出来ない原因は
既に最初のストレスだけでは
なくなっているのです。
だからこそ
一気に解消するのではなく
悪循環に陥っている状況を一つ一つ解消して
少しづつ、時間を掛けて
立ち直っていく必要があります。
少しだけいつもより早く起きる
カーテンを開ける
少量でも食べる
家の周りだけでも外に出てみる
机の上だけでも片づけてみる
など
徐々に徐々に
体を慣らしていくことが必要です。
そして、その為には
ご家族を含め
周りの方の協力が必要不可欠です。
「家族の接し方」
意識して欲しポイントは三つです。
①高圧的にならないこと
引きこもってしまったのは
甘えでも怠惰でもありません。
そうなってしまった
きっかけや原因が必ずあります。
高圧的な態度で責め立てたり
無理やり外に出そうとするのは
確実に逆効果です。
まずは、寄り添って
話を聞いてあげてください。
②解消には時間が掛かると認識すること
これは先ほども書きましたが
期間が長くなればなるほど
様々な悪循環に陥っている場合が
ほとんどです。
一気に状況を変えようとしても
心が付いてきません。
本当に少しづつで良いのです。
出来なかったことより
ほんの小さな出来た事を
しっかり見つけてあげて
肯定してあげましょう。
③心配し過ぎないこと
これが一番難しいかもしれません。
家族なので、心配で当たり前ですよね。
ただ、実際に
私が引きこもってしまった方から
ご相談を受ける中で
いつも通りに接してくれるのが一番有難い
という声をよく聞きます。
周りが心配すればするほど
本人は心配を掛けてしまっている
という罪悪感や
何とかしなければという焦りで
より症状が悪化してしまう事があります。
いつも通り接する中で
小さな成功を見つけてあげて
少しづつ前進していきましょう。
【終わりに】
家に引きこもってしまい
何とかしたいけど
どうしたらいいのか分からない方
ご家族が引きこもってしまい
何とかしたい方
是非心理カウンセリングの利用も
検討してみてください。
MentaLandでは
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お会いできることを楽しみにしています。
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